スタッフブログ

換金性の低い不動産って

「不動産をお持ちですか?」とお尋ねするとほとんどの方は
何かしらの不動産をお答え頂きます。

一番多いのが自宅。
そして、次にあげられるのが、「賃貸マンション」や「賃貸アパート」

中には相続した田畑や田舎の山林って方もいらっしゃいます。
「田舎に土地を持っているんですが、売ってくれませんか」と依頼を受けたことがありました。

実際、現場に足を運ぶことはありませんでしたが、地元の業者さんに依頼して
物件を確認したところ・・・その土地の所在がわからない。

何十年も管理せずに放置していると山に帰るという表現がいいのかわかりませんが
雑草ならまだしも、樹木が育ってしまっている始末。

結果、「売却する以上に測量や整地するのにお金がかかります」と伝えたところ、現状のままです。

 

よく「使わないので市に返したい」とか「市に寄付する」とか相談に来られる方もいらっしゃいます。

答えは「いらないと思います」

わざわざ必要のない土地を行政庁が買い取ることはないですね。
(拡幅する道路計画に一部含まれているとか、新たな施設をその場所で建設するといった状況でない限り買取はないと思います)

 

このように不動産であれば、何でも資産と考えている思考を変えて見てもいいと思います。

その「色分け」として換金性が高いかどうか?

「自宅だから売却できる!」

そんなことはありません。
(きっぱり)

地方都市の駅から徒歩で30分以上とかバス便もないとか、
ニーズのないエリアだと換金性が低いと言わざるを得ません。(T_T)

同じような属性で言えば、「郊外駐車場」

広大な土地に青空駐車場。
これを売却・・・なかなか買い手が見つからない。
だったら賃貸アパートでも。。。

入居者募集に労力を要します。(汗)

相続税評価額よりも低い価格でしか売却できないケースも多くなってきています。

不動産を物納するといったことも考えられますが
物納をクリアするにはハードルは高いですね。

どのような不動産を物納するのがオススメか?

路線価が時価(取引相場)を上回るような物件ですね。

路線価で10万円/㎡であっても実際の時価は5万円/㎡の場合
実際の相続税を計算した場合、重荷になる可能性大です。

物納が認めれた件数として
平成4年12,778件で物納額15,645億円でした。
直近では平成28年140件で物納額325億円。

これは、物納よりも現金で納税した相続人が多くなったわけではなく
物納を認めなくなった結果。

そのような流れがあるので、換金性の高い不動産、低い不動産を見極めて
低いものは処分しておくこともオススメします。

本当に困っている方が多くなってきました。

引き継ぐ相続人からすれば、固定資産税だけを支払って何の収益性も生まない不動産なら早めに処分しておいてねというのが本音。

これからの時代。

不動産なら何でも財産という発想ではなく
選別して良いものだけ(換金性の高いもの)を所有することが
本当の財産として活用できます。

換金性の高い?低い?
また資産の組み換え等、お気軽にご相談下さい。