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借地権と無接道家屋

借地権 無接道

借地権の相談を受ける中で道路に面していない所謂無接道家屋も多々あります。

無接道の場合、どんなことが考えられるか。

その前に・・・「接道義務」ってあります。

 

接道義務とは、建築物の敷地が道路に2m以上接しないと建物が建てられないということを意味します。
これは都市計画区域などに存在しています。

 

つまり無接道家屋の場合、建物を建て直すことができない、つまり再建築不可になっています。
借地権上の建物でも無接道の場合、建物を再建築できないケースがあります。

 

選択肢は2つ?!

このような場合、どうすれば?

①建物を解体して更地にして返還する。
②価格は下がってもとにかく売却する。

この2つ方法しかないですね。(T_T)

 

 

①の建物を解体して更地にする。
費用がかかります。
解体費用は建物の状況によって大きく変わってきますが最低でも100万円はかかると思っていて間違いはないでしょう。
(もちろん、それ以上にコスト負担増は考えていてくださいね)

 

 

②の場合、次の所有者は建物が朽ち果てるまでメンテナンスをしながら所有し続けることになります。

借地料を支払いながら、建物の維持費。
おそらく、自宅として住む方は少ないと思われるので、賃貸住宅として考える方がほとんどです。
そうなると、リフォーム費用、賃貸相場などから逆算して、購入希望価格を算出します。

 

 

無接道の借地権付建物の場合、高い安いの問題ではなく、できるだけ早く手放すことを念頭に置かれたほうがいいと思います。

仮に、売却できなかった場合、賃貸借契約がある限り、地代を払い続けないと行けないことになります。

そして、相続が発生すれば、配偶者、子や孫にも迷惑がかかる可能性もあります。

 

 

また、放置することによって近隣からのクレームも上がります。
精神的にも苦痛になる可能性ってあるんですね。

ある相談に来られた方は、「何とかしてくれ!」と切実な思いの胸の内を吐露されていました。
(5年経過しても、どうにもならない状況にあります)

 

 

無接道の借地権者で年配の方は、昔を引き合いに
「もっと高く・・・」という意識があります。

それが仇(あだ)となって、相続人に迷惑をかけることになるので早めに対応されることをおすすめします。

 

 

無接道の借地権付建物について、お困りであれば一度ご相談ください。

もしかしたら、お役に立てるかもしれません。

TEL 06-6571-0338