借地権で売る?所有権で売る?

大阪市借地権のご相談の中で多いのが、
「塚本先生、借地権のまま売るほうがいいですか?それとも所有権にして売ったほうがいいですか?」という質問です。

その不動産一つ一つによって判断は分かれるところですね。
7~8坪の借地権を所有権にして売る価値は?
あまりないと思いますね。

他業者さんに相談されて言われることですが
「まずは大阪市から売払いを受けて所有権に変えてから売りましょう」。

借地権 → 所有権 の売却のメリット・デメリットをお伝えすると。。。
メリット
①所有権にしているので地代(借地料)を気にせずじっくり売ることができる。
②買主さんは金融機関から融資を受けることが可能になるので売りやすくなる。

他業者さんが「所有権にしてから」と言われるのは上記のメリットがあるからだと思いますが、もう一つ。
所有権にすると売買価格が高くなるので、仲介手数料も高くなる。w(゚ロ゚;w

デメリット
①時間がかかる。大阪市からの買取希望の申し込みタイミングによっては半年以上かかることも。
(中には近隣との測量の調整で3年かかったケースもあります)
②売却益が出た場合、5年以内の短期譲渡では約40%の譲渡益に対する課税がかかります。

借地権のままの売却の場合
メリット
①時間をかけずに売却することができる。
②更地にする必要がない。

デメリット
①基本、現金でしか取引ができないので買主が限定される可能性が高い。
(買主はよほどのことがない限り購入に対し融資を受けれない)
②場合によっては譲渡書き換え承諾料の支払いがある。
(名義変更と同時に売払を受ける場合には、承諾料をかからない方法もあります)

どちらがよりメリットを享受できるか?

考えて判断してもいいですね。

大阪市契約管財局と港湾局でも違いがあります。
またご不明な点がありましたら、何なりとご相談ください。
※メールだけでは、ご回答できない部分もあります。
できれば、ご来店の上、ご面談でのご相談をお願いしております。